床上浸水のあと、床や土台はどうする?「揚家工事」の選択肢【後編】

前編・中編では、揚家(あげや)工事の中身と、数字が語る経験値についてお伝えしました。最後に、この仕事を長年続けてきた部長の「仕事観」を聞きました。


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やりがいはどこにあるか

「曳家・揚家というのは、そもそも建物の持主の利益を生み出す仕事だと思っています」

壊して建て直すのではなく、今ある建物の価値を保ったまま、もう一度使えるようにする。だからこそ、工事後に感謝の言葉をいただくことも少なくないといいます。

「揚家工事は、家の敷地に長期間いて作業をするので、職人がご家族と接する機会も長いんです。だから工事が終わったときに『いい職人さんに来ていただいてありがとうございました』と言っていただけるのが、私にとっては一番嬉しいことですね」

「そこから、同じような工事で別のお客様をご紹介いただくことも多いんです」

一軒の仕事が、次の紹介につながる。それは、私たちが日々の仕事で積み重ねてきた信頼の形でもあります。


おわりに

創業明治24年、130年以上にわたって「安心と信頼」を届けることを大切にしてきた私たち恩田組。

これからも、床上浸水の復旧から神社仏閣の耐震補強まで、一軒一軒の現場に向き合いながら、この技術を必要とする方に届けていきたいと思っています。

インタビュー Y部長

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