
あ
揚家(あげや)
建物を持ち上げること。老朽化した基礎の作り直しや、床上浸水対策としての「かさ上げ」の際などに行う。「揚屋」とも書く。
領域:曳家・沈下修正
種別:工程・道具
圧密沈下(あつみつちんか)
粘土質などの軟弱な地盤が、建物の重みによって長い時間をかけて内部の水分を排出し、体積を減らしながら沈下していく現象。
領域:沈下修正・地盤改良
種別:現象・症状
アンダーピニング工法
既存建物の基礎の下を掘削し、支持層まで鋼管杭を継ぎ足しながら圧入して、建物を支持・修正する沈下修正工法。
備考:建物の自重を反力として利用するため、お住まいになられたまま施工できる場合が多く、信頼性の高い工法とされる。
領域:沈下修正
種別:工法
い
移築(いちく)
既存の建物を解体して部材を運搬し、別の場所で元通りに組み立て直すこと。
領域:曳家
種別:概念・基礎知識
う
え
液状化(えきじょうか)
地震の揺れによって、水分を多く含む砂質地盤が地下水とともに液体のように流動化する現象。建物の沈下・傾斜の大きな原因となる。
領域:沈下修正・地盤改良
種別:現象・症状
N値(えぬち)
標準貫入試験で得られる、地盤の硬さ・締まり具合を示す数値。値が大きいほど地盤は硬く、支持力が高い。
領域:地盤改良
種別:調査・試験
お
か
解体移築工法(かいたいいちくこうほう)
建物をいったん解体して部材ごとに運搬し、移動先で復元する曳家工法。
備考:原則として、構造に釘を用いない「木組み」の建物など、再生が可能な建物が対象となる。
領域:曳家
種別:工法
かさ上げ(嵩上げ・かさあげ)
建物を持ち上げ、床の高さや地盤面を上げること。河川氾濫による浸水被害への対策として行われることが多い。
領域:曳家・沈下修正
種別:工程・道具
き
基礎共移動工法(きそともいどうこうほう)
建物を基礎ごと持ち上げ、そのまま別の位置へ移動させる曳家工法。
領域:曳家
種別:工法
切土(きりど)
切土(きりど)とは、自然の地盤や斜面を削り取り、目的の高さや形状に整える工事。盛土と対になる造成工事で、宅地造成や道路建設などで行われる。
領域:地盤改良・共通
種別:概念・基礎知識
く
け
契約不適合責任(けいやくふてきごうせきにん)
引き渡した工事・目的物が契約内容に適合しない場合に、施工者が負う責任。修補・代金減額・損害賠償などが対象となる。かつての「瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)」が2020年の民法改正で改められたもの。
領域:共通
種別:契約・保証
契約不適合責任(けいやくふてきごうせきにん)
引き渡した工事・目的物が契約内容に適合しない場合に、施工者が負う責任。修補・代金減額・損害賠償などが対象となる。かつての「瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)」が2020年の民法改正で改められたもの。
領域:共通
種別:契約・保証
建設業許可(けんせつぎょうきょか)
一定規模以上の建設工事を請け負う際に必要となる、国土交通大臣または都道府県知事の許可。
備考:恩田組は国土交通大臣許可(特-3)第19164号を取得している。
領域:共通
種別:資格・許可
こ
鋼管杭(こうかんぐい)
地中に打ち込む鋼製の杭。硬い支持層まで到達させて建物を支える。沈下修正・地盤改良の双方で用いられる。
領域:沈下修正・地盤改良
種別:概念・基礎知識
鋼管杭工法(こうかんぐいこうほう)
鋼管杭を支持層まで打設し、建物の荷重を支える地盤改良工法。軟弱層が深い地盤に適する。
領域:地盤改良
種別:工法
腰付け移動工法(こしつけいどうこうほう)
土台の上(腰の位置)で建物を切り離し、上部を移動させる曳家工法。
備考:土台の交換にも対応しやすいため、神社・仏閣などの社寺建築で多く用いられる。
領域:曳家
種別:工法
コロ
建物を水平に移動させる際、レールの上を転がして摩擦を減らすために用いる円柱状の道具。曳家に古くから使われる伝統的な道具。
領域:曳家
種別:工程・道具
さ
し
支持地盤(しじじばん)
建物の荷重を安全に支えられるだけの十分な強度を持つ地盤。杭や柱状改良体は、この地盤に到達・定着させる。
領域:地盤改良・沈下修正
種別:概念・基礎知識
支持層(しじそう)
建物の荷重を安全に支えられる、硬く締まった地盤の層。杭はこの層まで到達させる。
領域:地盤改良・沈下修正
種別:概念・基礎知識
地盤改良(じばんかいりょう)
軟弱な地盤を補強し、建物が不同沈下を起こさないように強度を高める工事の総称。
領域:地盤改良
種別:概念・基礎知識
地盤調査(じばんちょうさ)
建物を建てる前に、地盤の強さや性質を調べる調査。
備考:現在の建築基準法では建築時の地盤調査が事実上義務化されており、結果に応じた地盤対策が求められる。
領域:地盤改良
種別:調査・試験
ジャッキ
建物を持ち上げるために用いる、油圧式・機械式の器具。曳家や沈下修正では、多数のジャッキを同調させて建物を水平に持ち上げる。
領域:曳家・沈下修正
種別:工程・道具
す
スウェーデン式サウンディング試験
先端にスクリューを付けたロッドに荷重をかけ、地中への貫入のしやすさから地盤の強さを調べる調査。戸建住宅で広く用いられる。略称はSWS試験。
備考:2020年のJIS改正で、正式名称は「スクリューウエイト貫入試験」に変更された。
領域:地盤改良
種別:調査・試験
掬い移動工法(すくいいどうこうほう)
建物の土台から上を、すくい上げるように持ち上げて移動させる曳家工法。
領域:曳家
種別:工法
せ
生産物賠償責任保険(せいさんぶつばいしょうせきにんほけん)
施工した建物や製品に起因して第三者に生じた損害を補償する保険。「PL保険」ともいう。
備考:恩田組の沈下修正・地盤改良工事には、この保険付きの保証(施工完了日より10年間・1事故最高5,000万円)が付帯する。
領域:共通
種別:契約・保証
制震(せいしん)
建物内部にダンパーなどの装置を設置し、地震のエネルギーを吸収して揺れを抑える技術。
領域:免震
種別:概念・基礎知識
積層ゴム(せきそうごむ)
ゴムと薄い鋼板を交互に重ねてつくる免震装置の一種。建物を支えながら水平方向にはしなやかに変形し、揺れを伝わりにくくする。「免震ゴム」ともいう。
領域:免震
種別:工程・道具
そ
た
耐圧版工法(たいあつばんこうほう)
建物の下に鉄筋コンクリートの版(ベタ基礎状の盤)を造り、それを反力として建物を持ち上げ、傾きを修正する沈下修正工法。沈下が終息した地盤に適する。
領域:沈下修正
種別:工法
耐震(たいしん)
柱・梁・壁などの構造そのものを強化し、地震の力に建物が耐えられるようにする技術。
領域:免震
種別:概念・基礎知識
第三者保証(だいさんしゃほしょう)
施工会社が万一対応できなくなった場合に備え、保証機関など第三者が保証を引き継ぐ仕組み。施工会社の存続リスクに左右されず、保証を確実にする狙いがある。
備考:恩田組の沈下修正・地盤改良工事の保証は、第三者による保証にも対応可能。
領域:共通
種別:契約・保証
堆積層(たいせきそう)
堆積層(たいせきそう)とは、川や海、湖、風などによって運ばれた土・砂・れき・火山灰などが長い年月をかけて積み重なってできた地層。
領域:地盤改良・沈下修正
種別:概念・基礎知識
ダンパー
振動のエネルギーを吸収して揺れを減衰させる装置。免震・制震の構造に用いられる。
領域:免震
種別:工程・道具
ち
地下水脈(ちかすいみゃく)
地下水脈(ちかすいみゃく)とは、地中を流れる地下水の通り道を指す一般的な呼び方。ただし、地質学や土木工学では「地下水脈」という言葉はあまり専門用語として使われず、地下水(ちかすい)や帯水層(たいすいそう)、地下水流などと表現することが一般的。
領域:地盤改良・沈下修正
種別:概念・基礎知識
置換工法(ちかんこうほう)
軟弱な土を掘り取り、良質な土や砕石などに入れ替えて地盤を補強する地盤改良工法。比較的浅い軟弱層に用いられる。
領域:地盤改良
種別:工法
地耐力(ちたいりょく)
地盤が建物の荷重を支えられる強さ。通常はkN/㎡(キロニュートン毎平方メートル)で表す。
領域:地盤改良
種別:概念・基礎知識
地中埋設物(ちちゅうまいせつぶつ)
地中埋設物(ちちゅうまいせつぶつ)とは、地中に埋められている構造物や設備、障害物の総称。住宅や建築工事では、地中埋設物の有無が基礎工事や地盤改良、不同沈下に大きく影響するため、事前調査が重要。
領域:地盤改良・沈下修正・共通
種別:概念・基礎知識
柱状改良工法(ちゅうじょうかいりょうこうほう)
セメント系固化材を地中に注入・撹拌し、円柱状の改良体を造って地盤を補強する地盤改良工法。おおむね深さ2〜8m程度に用いられる。
領域:地盤改良
種別:工法
沈下(ちんか)
地盤が沈み込み、建物が下がること。
領域:沈下修正
種別:現象・症状
沈下修正(ちんかしゅうせい)
地盤沈下などで傾いてしまった建物を、水平な状態に修復する工事。
領域:沈下修正
種別:概念・基礎知識
つ
吊り移動工法(つりいどうこうほう)
クレーンなどで建物を吊り上げて移動させる曳家工法。
領域:曳家
種別:工法
て
と
な
軟弱地盤(なんじゃくじばん)
水分を多く含むなどして、建物の荷重に対する強度が不足している地盤。沈下や傾きの原因となりやすい。
領域:地盤改良・沈下修正
種別:概念・基礎知識
に
ぬ
ね
の
は
反力(はんりょく)
物体を押したときに、押し返してくる力。沈下修正では、建物の自重や既存の基礎を反力として利用し、ジャッキで建物を持ち上げる。
領域:沈下修正
種別:概念・基礎知識
ひ
曳家(ひきや)
物を解体せずに、そのまま別の位置へ移動させたり持ち上げたりする工事、およびその技術・職人。
備考:恩田組が明治24年(1891年)の創業以来受け継いできた中心技術で、「残す技術」の象徴。
領域:曳家
種別:概念・基礎知識
曳方士(ひきかたし)
曳家工事の専門技術者を認定する資格。一級・二級がある。
備考:恩田組には、曳家技術指導士や一級・二級曳方士など有資格の技術者が在籍している。
領域:曳家
種別:資格・許可
標準貫入試験(ひょうじゅんかんにゅうしけん)
ボーリング孔の中で規定の重りを落下させ、地盤の硬さ(N値)を測定する地盤調査。
領域:地盤改良
種別:調査・試験
表層改良工法(ひょうそうかいりょうこうほう)
地表から浅い範囲の軟弱土にセメント系固化材を混ぜて固め、地盤を補強する地盤改良工法。
領域:地盤改良
種別:工法
ふ
不同沈下(ふどうちんか)
建物が場所によって不均一に沈下し、傾いてしまう現象。建物の傾きやドアの建て付け不良などの原因となる。
領域:沈下修正
種別:現象・症状
プッシュアップ工法(ぷっしゅあっぷこうほう)
既存の基礎を反力として、ジャッキで建物を押し上げ傾きを修正する沈下修正工法。一部分の沈下や軽微な沈下に用いられる。
領域:沈下修正
種別:工法
へ
平板載荷試験(へいばんさいかしけん)
平板載荷試験(へいばんさいかしけん)とは、地盤がどれくらいの荷重に耐えられるか、またどれくらい沈下するかを現地で調べる試験。地盤の上に鋼製の載荷板(平板)を設置し、その上からジャッキで段階的に荷重を加える。そして、荷重を増やすごとに平板の沈下量を測定。
領域:地盤改良
種別:調査・試験
ほ
ボーリング調査
地中を円筒状に掘り進めて土を採取し、地層の構成や強度を調べる地盤調査。標準貫入試験と併せて行われることが多い。
領域:地盤改良
種別:調査・試験
ま
み
む
め
免震(めんしん)
建物と地盤の間に免震装置を設け、地震の揺れを建物に直接伝わりにくくする技術。→ 耐震/制震
領域:免震
種別:概念・基礎知識
免震装置(めんしんそうち)
建物の基礎部分に設置し、地震の揺れを吸収・絶縁する装置。積層ゴム(免震ゴム)やダンパーなどで構成される。
領域:免震
種別:工程・道具
免震装置交換工法(めんしんそうちこうかんこうほう)
経年劣化した免震ゴム(免震装置)を新しいものへ交換する工事。
備考:免震ゴムは地震の負荷による伸縮を繰り返すため、定期的な点検・交換が必要となる。
領域:免震
種別:工法
免震レトロフィット工法(めんしんれとろふぃっとこうほう)
すでに建てられている建物に、後から免震装置を設置して耐震性を高める工法。
備考:建物の基礎部分のみの改修で済むため、意匠性や機能を既存のまま保てる点が特長で、文化的価値の高い建物にも採用されている。
領域:免震
種別:工法
も
盛替え(もりかえ)
建物を支えるジャッキやサポート(仮受け)の位置を、工程の進行に合わせて段階的に組み替えていく作業。曳家・沈下修正で建物を安全に支持しながら進めるための要となる。
領域:曳家・沈下修正
種別:工程・道具
盛土(もりど)
盛土(もりど)とは、地面を高くしたり、平らにしたりするために土を人工的に盛り上げること。道路や宅地、建物の造成工事で広く行われる。
領域:地盤改良・沈下修正
種別:概念・基礎知識
や
薬液注入工法(やくえきちゅうにゅうこうほう)
地盤に薬液(固化材)を注入して固め、地盤の強度を高めることで沈下を修正・防止する工法。
領域:沈下修正・地盤改良
種別:工法
ゆ
よ
揚重(ようじゅう)
資材や機材などの重量物を、クレーンやジャッキで持ち上げて上下・水平に移動させる作業の総称。
領域:曳家・沈下修正
種別:工程・道具
擁壁(ようへき)
擁壁(ようへき)とは、高低差のある土地で、土砂が崩れるのを防ぐために設置する壁状の構造物。
領域:地盤改良・共通
種別:概念・基礎知識
ら
り
る
れ
レール
建物を水平に移動させる際、コロを転がすための軌道として敷く部材。曳家の基本的な仕掛けのひとつ。
領域:曳家
種別:工程・道具
レトロフィット
既存の建物や設備に、後から新しい機能・性能を付け加える改修のこと。→免震レトロフィット工法
領域:免震・共通
種別:概念・基礎知識
ろ
わ
