ブログ始めました。

はじめまして恩田組ブログです。

初めてのブログ挑戦で、少しドキドキしています。

当社は約100年前、曳家業から事業をスタートしました。曳家とは、家をそのまま移動させる工事です。区画整理や道路拡張が頻繁に行われていた時代には、曳家の需要も多く、曳家を専業とする会社も数多くあったと聞いています。その後、時代の流れとともに曳家の需要にも変化が見られるようになりました。例えば基礎の修復や新設に伴う建物の移動、敷地の有効利用、地盤事故対策などが挙げられます。このような需要の変化によって、弊社も曳家だけでなく、建てる前の地盤改良工事や、建てた後の沈下修正工事など、地盤に関わる事業にも取り組んでいます。

このブログでお伝えしたいこと

このブログでは、弊社がこれまでに蓄積してきた経験をもとに、これから家を建てようと検討されている皆さまに、「地盤」についてお伝えしていきたいと考えています。危険な土地の見分け方や、そうした土地に家を建てる場合の対策など、土地選びや家づくりの参考にしていただければ幸いです。毎回、テーマを細かく区切りながら、できるだけ分かりやすくお伝えしてまいります。

地盤とは何?

さて、記念すべき第1回のテーマは、「地盤とは何か」です。検索すると「構造物の基礎を支える地面(地殻の表層部)のこと」と出てきます。「地面」と聞くと、私たちは普段、目に見えている部分をイメージします。一方で、「地殻の表層部」と言われると、地中の数メートル下まで含まれるのではないか、とも感じます。実は、「地盤」には、世間共通の明確な定義がありません。

地中の危険を予測する

住宅を建築する際には、地盤の安全性を確かめるために「地盤調査」を行います。 建築予定地の周辺環境を確認する「ロケーション調査」や、対象地の地中の状態を確かめる貫入試験(スウェーデン式サウンディング試験)などが、その方法です。場合によっては、周辺の古地図と現在の地図を比較したり、近隣の方から昔の周辺環境についてお話を伺ったりすることもあります。

なぜ、このような調査をするのでしょうか。それは、「ここは、もともとどのような土地だったのか」を推測し、あわせて地中の地層の状態を推測するためです。地層は、何万年もの時間をかけて、何層にも積み重なっている一方で、人の手によって造られた土地もあります。

例えば、もともと沼だった場所を埋め立てたのであれば、水分を多く含んだ地層が存在します。落ち葉や水草などによる堆積層があるかもしれません。もし、そのような緩い地層が地表のすぐ下に存在していたら、家を建てた後に沈下を起こす可能性があります。そうならないための対策を検討するためにも、地盤調査を行い、その土地の地盤を確かめるのです。

こうした目的から考えると、本ブログでは「地盤」を、地表から少なくとも10メートル下まで、場合によっては20メートル程度下までと考えて、皆さんと共有していきたいと思います。

次回からは、家づくりに関わる「地盤の基礎知識」を、少しずつお伝えしていきます。

どうぞご期待ください。

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